2007.05.13
同行者:なし
最近では各地で樹液やクワガタの確認が聞かれはじめてきました。
そこで近隣の状況を視察してみることにしました。
予報では朝から晴天。気温も27℃の予報でしたが、曇り空が広がり気温も涼し
い・・・・。
しかし、今年の異常なほどの暖冬と5月の入ってからの真夏を思わせる気温で樹液が出
ている期待は大である。
まずは、例年一番最初の樹液が出るCポイントのコナラを見てみることにしました。
まだ歩きやすい林道を進み、約5分ほどでその木までたどり着きます。
まず目に飛び込んできたものは心無い採集者の爪跡でした。
この木は2年前までは樹液のにおいをプンプンと漂わせているくらいにダラダラと樹液を
出していました。
それが昨年に樹皮メクレを剥がされて樹液が出なくなってきました。それでもわずかな場
所から樹液を出してくれてそれなりに楽しませてくれたものでした。
今年は何かで樹皮を傷つけられています。
樹液を出そうとしているのでしょうか?
部分枯れから食痕が覗いていましたがそれを掘り進んだ形跡はありません。
同じ人がやっているのかは分かりませんが、自分で洞を剥がして樹液を止めておいて傷
をつけて樹液を出そうとしている行為は呆れるばかりです。
そんな中でもヨツボシケシキスイが懸命にかじっていまして、樹液が出てくるのが近いこ
とを感じさせてくれました。
※樹皮を削った場所はなにも昆虫はいませんでした・・・・。
クヌギを見て廻り(こちらも樹液の影もありませんでした)、その後はBポイントへまわっ
て見ることにしました。
こちらの木々も樹液の出そうな気配はまったくありませんでしたが、例年は6月中旬以降
ですので異常気象を考えてもまだ出ていなくても当たり前ですね。
2年前までは元気(?)だったクヌギの立ち枯れを見て廻り、さまざまな昆虫の生まれ育
っていくことを祈るばかりです。
まだここらへんはクワガタの気配はしませんね〜。
これから暇を見つけて観察をしていきたいと思います。
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